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シャープ ココロボ 掃除ロボット 関西弁
シャープは、会話機能を付けた家庭用掃除ロボット「ココロボ」2機種を6月上旬に発売する。
独自開発の人工知能を持ち、ゴミがいっぱいになると、「苦しいわ」などと関西弁や標準語で知らせる。市場想定価格は9万~13万円前後。掃除ロボットは東芝や米アイロボット社も発売しているが、会話するのは初めて。
直径約35センチ、厚さ約10センチの円形で、本体3か所に超音波センサーを備え、障害物を避けながら部屋をくまなく掃除する。「キレイにして」と呼びかけると、「わかった」と答えるなど36種類の会話ができる。
また、段差があると「おっとっと」と発するほか、充電量が不足すると、「助けて」などと愛嬌(あいきょう)のある反応を示す。日本語のほか、英語や中国語にも対応する。
本体の内蔵カメラが連続撮影した室内の写真を外出先からスマートフォン(高機能携帯電話)で確認できる機能もある。高速回転のファンで通常の掃除機に近い吸引力も備えた。
シャープの担当者は「『けなげに掃除する姿がかわいい』とペット感覚で購入する人も増えていると聞いており、今後、市場は拡大する」と2012年度10万台の販売を見込んでいる。
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2012-05-08 16:53
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