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八百長相撲 元十両・星風 控訴
八百長相撲への関与を理由に日本相撲協会を解雇された元十両・星風(28)=モンゴル出身=が協会に十両力士としての地位確認などを求めた訴訟で、東京地裁は24日、請求を棄却した。渡辺弘裁判長(竹田光広裁判長代読)は「星(勝ち負け)の回し合いのため故意による無気力相撲を行ったと認められる」と判断し、事実上、八百長と認めた。元星風は記者会見で「納得がいかない。最後まで諦めない」と話し、控訴の意向を示した。裁判で八百長相撲の存在が認められたのは初めて。
協会は昨年初場所の元千代白鵬との取組で元星風が故意による無気力相撲を行ったとして昨年4月に解雇。元千代白鵬と仲介役の元恵那司が協会の特別調査委員会の事情聴取に対し、元星風の無気力相撲を認めたことなどを処分の根拠とした。
裁判で元星風側は「2人の供述は具体性・迫真性がなく信用できない」と主張したが、渡辺裁判長は「元星風と元千代白鵬が他の力士と計3人で星の回し合いをしていたという供述は、主要部分で合致しており信用性は高い」と指摘。「無気力相撲を行ったことは協会との信頼関係を大きく損ねた」と解雇処分の合理性を認めた。
やはり八百長に関与したとして協会に解雇された元幕内・蒼国来(28)=中国出身=も同様の訴訟を東京地裁に起こしている。
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2012-05-24 20:23
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