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女子バレー 迫田 経歴 出身 バックアタック
ロンドン五輪バレーボールの女子3位決定戦。木村(東レ)と金軟景(キムヨンギョン)の日本と韓国の両エース対決が注目を集めた大一番で、ヒロインの座をさらったのは迫田(東レ)だった。
木村の陰に隠れていたウイングスパイカーが、両チームで最多の得点を挙げ、銅メダルがかかる試合で大きく躍動した。
準決勝までは主に江畑(日立)が先発したが、真鍋監督は対韓国戦の相性がいい迫田を起用。これがズバリ当たった。指揮官の期待に応えようと、第1セットからエンジン全開。得意のバックアタックに加え、二段トスを打ち切って長いラリーをものにするなどチームを勢いづけた。この日は自分のユニホームの下に、リザーブ選手として3日までチームと一緒だった石田瑞穂(久光製薬)のユニホームを着て、仲間の思いも背負って臨んだ。先発で結果を残せないことが多かったが、「みんなに背中を押してもらった。伸び伸びできた」と笑顔がはじけた。
鹿児島県出身。「バレーをのんびりやりたい」と高校までは地元で過ごした。卒業後も競技を続けたくてVリーグの強豪、東レに入社。そこで、1歳上の木村と出会って意識が変わった。「先輩と一緒に練習して下手さを痛感した。下手くそなりの頑張り方も分からなかった」。身長は木村より10センチ低い1メートル75だが、スパイクの最高到達点は木村を上回る3メートル05。優れたジャンプ力を生かせるバックアタックを磨き、日本代表にまで上り詰めた。
「本当にうれしい。こんな日が来ると思わなかった」。全力を出し切った24歳は喜びに浸っていた。
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2012-08-12 08:46
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